音フェチ番外編・音フェチ動画100本達成!

先日アップした動画が、なんと!音フェチ動画100本目でした。
雑談動画とか、そぅいったものが含んでいなくて、音フェチというタイトルが付けられたもののみのカウントになります。

早いです!あっという間です!
最初は、1つでも誰かが楽しんでもらえる動画があったら良いなと思って、いろいろな種類の動画を取っていたんですけれども。

見てくれる方が1人もいなかったら、こぅしてずっと… 撮り続けることが出来なかったと思うので。
いつも私の動画を見てくださったり、本当に毎日の日課にしていただいたり、「寝る前に見てます」っていう方もいらっしゃって。
少しでも、生活の一部になれている事がスゴく嬉しいです。

いつも見てくださって、ありがとうございます。

そして、え〜音フェチ動画100本に近づくにつれて、コメントとかで「100本目の動画、期待してます!」とか、笑
「何かするんですよね?」とか、スゴく… なんか、期待の眼差しがスゴくて。笑
スゴくハードルが上がっていたような気がするんですけども。

まぁ100本… 目だからといって、スゴくスペシャルな内容に、笑 出来る… 力は私には無くて。
いつも通りの音フェチ動画だったんですけども。

え〜、まぁその100本を記念… という程のものでも無いんですけども、まぁお遊び的な感じで、あの… 今までもリクエストがあったんですけども。
「NG集が見たいです」っていう… のがあって。

まぁささやかながら、そぅいったNG集とか、あと今まで撮ってきた中で、ハプニングがたくさん。笑 あったと思うんですけども。
そちらをまとめた動画を撮ってみました。
撮ってみましたというか、作ってみましたので、興味がある方はゼヒ、最後までご覧ください!

本当にあの… 本当に地味な。笑
地味〜な内容ですので、本当に期待しないでくださいね!
それではどうぞ〜。

【プチハブニングBest5】
『第5位 〜つまようじの行方』
で爪楊枝は3㎝にカットする… んですが、まぁ大体、この辺ですかね?3㎝って。

*幕間*

笑。飛んで行った。後で回収しま〜す。(適当)

『第4位 〜ルール知ってる?』

*幕間*

(ここ返してませんよ)

*幕間*

(何故ここを返した?)

*幕間*

(何故返さない!)

*幕間*

あっ!良いのか。(返すとこだって!)

『第3位 〜私の中の12星座』
まず、おひつじ座。次は、おうし座。次は、ふたご座。次は、しし座。次は、おとめ座。てんびん座。いて座。やぎ座。ラストはみずがめ座。
(ん?ラスト?単に、読み忘れてしまっただけです)
(かに座・さそり座・うお座の皆様、すみませんでした)

『第2位 〜常温が危険な時期』

*幕間*

若干溶けている。笑
買ってきて、チョット常温のまま置いてたので、溶けています。

*幕間*

ぅわ〜!えっ?どぅしよう。結構、笑 溶けちゃってる…
思った以上に、溶けてる…

*幕間*

あぁ… 笑(内心焦ってます)
ごめんなさい。あの… チョットきのこの山がこんな感じに、笑
なってしまいました〜。チョット… 頭がチョット悲しいことに。
チョットたけのこの里の… こんな事になってしまいました。
冷蔵庫に入れ忘れたがために… すみません。

『第1位 〜儲かりまっか?』
いらっしゃいませ。
(八百屋さんに佐藤さんご来店)
どうもこんにちは、佐藤です。今日は何を買おうかなぁ〜?
人参。(そしてお会計)合計で1,954円です。

ごめん!ボク今、細かいのが無いんだ〜。10,000円で良いかな?

ハイ、10,000円お預かりします。

あっ待って!細かいのがあるよ。(細かいのあるんかい)細かいの4円あった。

ハイ!それでは、10,004円お預かりいたします。

それではお返しが、8,050円になります。

ハイ、8,050円のお返しです。(いやいや、これ35,050円です)

ありがとう〜。また来るよ〜。じゃあね〜
(千円札と一万円札を間違え)
(佐藤さんが27,000円多く受け取ってしまいました)
(あり得ないミスで店員はクビになったとかならなかったとか…)

【NG集】
『インテリアキット作成1』
(スマホの電源、切るの忘れてました。)

『ゼリーの咀嚼音』
(ゼリーのシロップを地味にこぼしました。)

『化粧品の音』
これは、涙袋につける… おふぅっ!
(キャップのバネで、勢いよく吹っ飛びました)

『ネイルポリッシュ』
このネイルの… ネイルをこっち… ここら辺に置きながら塗ってたんですけど。
み… 右手のネイルを塗っている時に、肘がネイルのボトルに当たって、笑
ここにネイルがビッタリ… 付いてしまいました。

以上、地味なNG集でした。

ハイ。いかがでしたでしょうか?
スゴく… 本当に地味というか、シュールな内容だったと思うんですけど。
まぁ100本も撮っていると、いろいろな事がありました。笑

なんか… これチョット、使えないなって思ったら、まぁカットして乗せなかったんですけど。
まぁたまには、まぁこぅチラッとお見せするのも、楽しんでもらえる人がいるのかな?と思って、チョットまとめてみました。

それで、まぁ最後… になりますが、ちょこっとあの… 音フェチあるあるというか、そぅいったものいくつか考えてみたんですけど。

私的音フェチあるあるは、あの… 私も寝る前… 寝る前っていうか寝る時ですね。
枕元に… 枕元にスマホを置いて、聞きながら寝るんですけど。

あのイヤフォンで聞く時は、まぁ大体朝になったら首元に絡まってる、笑 っていう…
でもそれは皆さん、多分スゴく経験されてる方多いと思うんですけど。
なんか首回りが、なんか苦しい… みたいな。笑

でそれが、私は嫌なので、あんまりイヤフォンでは聞かないんですよ。
まぁたま〜にあの… バイノーラルの音フェチ動画の時は、イヤフォンで聞いて寝る時もあるんですけど。

あとは、あの… 私あの… 料理の音が好きなんですね。料理を作ってる音。
包丁で切ったりとか、炒めたりとか、グツグツ煮込んだりとか… そぉゆう音フェチ動画。
まぁ音フェチ動画に限らず、普通の料理動画を見るのが好きなんですけど。

まぁ… その料理の動画を見てると、スッゴいお腹が空いてくるんですよね。笑
音もスゴく良くて、心地良くなってくるんですけど、同時にお腹も空いてくるから、スッゴい困りますね。

しかも大抵見るのが、夜。なので、夜遅い時間だったりするので、こんな時間にお腹空いても、今から食べ… 食べるのもなぁ〜って思ったりします。

あと、音フェチあるあるっというか、これは撮影… 撮影する側のあるあるなんですけど。
まぁ撮影するって言っても、私は他の人に聞いた事がないので、分からないんですけど。
本当に自分… 個人の… なんか、ありがち… 撮影する時にありがちな事なんですけど。

よし!撮るぞ!と思って、いろいろセッティングして、撮り始めると、今までスゴい静かだったんですよ。家の周りが。
なんですけど、撮り始めた瞬間に、なんか家の外が一気に… うるさくなるんですよ!何故か。

大抵カラスが、スゴい鳴き出すんですよ。笑
今まで、全く鳴いてなかったのに、なんか見計らったかのように「カァカァカァカァ」鳴き出して。

あと、スゴい車が通ったりとか、人の話し声がスゴいしたりとか、本当に私が撮影するのをみんな見計らって、外でうるさくしてるんじゃないか?って思うくらい。
本当にいつもタイミング悪く、騒がしくなりますね。

あとマイクを… たま〜にやっちゃうんですけど。
撮影しようと思って、撮影… 録音ボタンを押して、で何分か撮って。
撮り終わって、ボタンをもぅ1回… 停止しようと思ってボタンを押したら… 押そうと思ったら、録画されてなかったって。笑
事が、たまにあります。
なんかちゃんと多分、押せてなかったんでしょうね。

大抵、あぁなんか今日良いのが撮れたなぁって思った時に限って、録画出来てない事があります。スゴい愕然となります。笑
「もぅ1回同じの撮るのか〜」と思って。
ありますね〜。

そんな、いろいろなハプニングとかがありながら、毎回音フェチ動画、撮っています。
本当に… まぁ撮っている姿はスゴく… 側から見たらスゴくシュールな画だと思います。笑

え〜という訳で、え〜音フェチ動画を撮り始めて、どれ位になるんだろ?1年… 半くらいですかね?
1年半くらい経ちまして。音フェチ動画100本… になって、本当にいつも… あのコメントを頂いたりとか、本当に温かい言葉をかけてくださって、本当にそれがスゴく、私にとって幸せです。

なかなかあの… 動画のコメントはチョット、返信出来てないんですけど、全部目を通してます。
リクエストもあの… 頂いてるものもあって、なかなか全部は… まぁ出来るものと出来ないものがあるので、そこはあの… ご了承頂きたいんですけども。

あの… まぁ検討しているものもいくつかありますので、今後もあの… いろいろ考えて、撮っていきたいと思っています。

という訳で、本当にえ〜今まで、え〜楽しみに見てくださっている… 今まで楽しみに、笑
見てくださって、本当にありがとうございます!
え〜まぁあの… ツッコミどころが多い音フェチ動画だとは思うんですけども、おかしいと思ったら、ツッコんでください!笑 ハイ。

これからも、あの… 本当にあの… 1人の方にでも楽しんでいただける動画を、撮っていきたいと思いますので、是非よろしくお願いします。

それではまた、いつか。笑
音フェチ動画で、お会いしましょう〜。
本当に、ありがとうございま〜す。またね〜。

【音フェチ】[囁き] 化粧品の音 -binaural-【ASMR】

ハンドクリーム。これは、最初スゴく薔薇の香りが良くて買ったんですが、実際つけてみると、かなりの薔薇の香りです。

*幕間*

結構シットリするので、今くらいの量でも十分潤います。
つけ過ぎるとベタベタします。

*幕間*

リアルラスティング ティアーズタンク。
コチラは涙袋につけるものです。

*幕間*

スポンジになっていて、これで目の下の涙袋につけます。

*幕間*

コチラは目元の美容液です。
何回か使ったんですが、正直私には合いませんでした。笑
色味がピンクベージュなんですが、可愛らしい色なんですけど。
私がつけるとチョット寄れてしまって、上手くつきませんでした。

*幕間*

リキッドパウダー アイブロウ。

*幕間*

こちら側がリキッドになっていて、

*幕間*

コチラがチップタイプになっているので、ボカシます。

*幕間*

「薄づきリキッドで濃くならず、肌への密着度が優れた液で、眉毛の生えていない地肌に描いても消えにくい。
ふんわりと自然な仕上がりなのに、眉にのせた瞬間、肌に密着。
微粒子ゴールドパールで、眉毛を立体的な美眉に」

*幕間*

マジョリカ・マジョルカのネイル。

*幕間*

これは今、私の爪に塗っている色です。
ピンクというか、オレンジというか… サーモンピンクというか。落ち着いた色です。

*幕間*

コチラは買ったのではなくて、試供品なんです。

*幕間*

試供品もらって後で使おうと思って、忘れることが多いです。
なので試供品がどんどん貯まっていきます。

ロクシタンのエッセンシャルウォーター。

*幕間*

美容UV乳液。

*幕間*

DHCのミネラルマスク。

*幕間*

ジルスチュアートのボディミルク。

*幕間*

これも自分で買ったんではなくて、もらったものなんですが。
このように足の裏に貼ります。
夜、寝る前に貼って、朝剥がします。

*幕間*

そぅすると翌朝、こんな感じの濁った色になります。
体内から出る不要な成分だそうです。

*幕間*

確かにスッキした感じはあるんですが、若干ショックです。笑

*幕間*

香りも色々あるみたいなので、お好みの香りでやると、リラックス出来ると思います。

*幕間*

そして最後ですが、コチラは化粧品ではありません。

*幕間*

アロマキャンドルです。
今、結構使ってしまってもぅ… コチラはもぅ残りが無いんですが。
コチラはローズの香りです。

*幕間*

袋から出しただけで、スゴい香りが漂ってます。
カモミールティ。レモン。シナモンバニラ。まぁこれが結構1番、匂いがスゴいかも。
レモンラベンダー。

甘い匂いとサッパリした匂いを選んでみました。
でもどれも結構、スッゴい… 強い香りです。

このローズも、焚いてしばらくすると、スゴいローズの香りが漂って、部屋に広がります。
これからの寒い季節、とてもピッタリなものだと思います。

*幕間*

この他にも、もぅ多分10種類くらい香りがあったので、選ぶのがスゴい大変でした。

*幕間*

それでは、おやすみなさい。

【音フェチ】[囁き] ネイルポリッシュ -binaural-【ASMR】

*幕間*

ネイルを塗ります。
今回塗るのは、こちらの色にしようと思います。

*幕間*

まずは、1度目が塗り終わりました。
撮りながらだとスゴく、塗りづらいです。
あんまり上手く、塗れませんでした。

それでは2度目塗り… にいきたいと思います。

*幕間*

2度目が、塗り終わりました。
それでは、今回は「ネイル」でした。

【音フェチ】[囁き] 童話を読む2 -binaural-【ASMR】

『雪だるま』
むかしむかし、ある屋敷の小さな男の子が、雪を集めて雪だるまを作りました。
男の子が一生懸命、一生懸命作ったので、その雪だるまには命が生まれました。

 その日の夕方、命が生まれた雪だるまが、一人言を言いました。
「あれ? 何か変だなあ? ぼくの体の中で、ミシミシと音がするぞ」
 雪だるまは瓦のかけらで出来た目で、西の空を落ちていくお日さまをにらんで、また一人言を言いました。
「まぶしいな。ギラギラ光っているよ。でも、ぼくはまばたきをしないよ」

 そしてお日さまが沈み、東の空から姿を見せ始めたお月さまを見つけると、雪だるは… 雪だるまはまた一人言を言いました。
「なんだ、いなくなったと思ったら、今度はあっちから出て来たのか。でも、もうギラギラするのはあきらめたみたいだな」

 そんな雪だるまの一人言を聞いていた番犬が、小屋から出て来ると、雪だるまに言いました。
「新入りさん。盗み聞きしていた様で悪いけど、あんたがさっき見たのはお日さまで、今、空に浮かんでいるのは、お月さまって言うのさ。お日さまは朝に出て来て、お月さまは夜に出て来るんだ。
ついでにもう一つ教えておくと、今夜は寒くなるよ。なぜなら俺の左足が、そう教えてくれるのさ」

 イヌの言った様に、夜が深くなると寒さが増して、雪が降ってきました。
 雪が月明かりに輝き、まるでダイヤモンドが降っている様にキレイです。
「わあ、きれいだなー」
雪だるまが見とれていると、すぐ側で、若い女の人と男の人の楽しそうな声がしました。

*幕間*

「あなた、とっても素敵ね。夏も良いけど、こんなに素敵な景気は、冬にしか見られないわ」
「ああ、そうだね。それに雪だるまも、冬にしか作れないからね」
 二人は笑って、楽しそうに屋敷に入って行きました。

「あの人たちは、誰なの?」雪だるまは、イヌに尋ねました。
「あれは、大きいお坊ちゃんと奥さんになる人さ。
大きいお坊ちゃんは、俺が小イヌの頃、ストーブのある女中さんの部屋で、ぼくを可愛がってくれたんだ。
因みにストーブってのは、寒い日には世界一素晴らしい物だよ」

「ふーん。ストーブって、ぼくみたいに白くて冷たい物なの?」
「いいや、正反対だね。女中さんの部屋を見てごらん。ストーブがあるから」
 雪だるまは、女中さんの部屋で、赤々と燃えるストーブを見たとたん、体の中がうずくのを感じました。
「あっ。ぼくの身体の中で、またミシミシ音がする。あのストーブの側に行きたいな」
「何を言っているんだい。あんたがストーブに近寄ったりしたら、溶けてしまうよ」

 イヌが言うと、雪だるまは言い返しました。
「いいさ、溶けたって構わない。ぼくはどうしても、あのストーブの側に行きたいんだ」
「やれやれ。そんな事を言ったって、誰があんたを部屋に入れるもんかね」
 イヌはそう言いながら小屋に戻って、寝てしまいました。
「でも、ぼくはどうしても、ストーブの側に行きたいんだ」

 やがて辺りが真っ暗になると、ストーブの火はますます赤くなって、とても美しく見えました。
 お日さまの光とも、お月さまの光とも違う、穏やかで、全てを包んでくれそうな光です。

 女中さんが時々ストーブの口を開けてマキをくべると、中から炎がサッと飛び出して、外の雪だるまの顔まで、赤く照らします。

*幕間*

 ストーブの炎に顔がほてるのを感じた雪だるまは、また一人言を言いました。
「あぁ、ぼくはストーブが大好きになったらしい。何故だか分からないけど、どうしても側に行きたいんだ。これは、恋なんだろうか」

 その夜はとても寒くて、女中さんの部屋の窓ガラスには、氷の花が一面に咲きました。
(その夜はとても寒くて、女中さんの部屋の窓ガラスには、氷の花が一面に咲きました。)
 雪だるまにとって、寒さは気持ちが良いはずなのに、雪だるまはとても悲しくなりました。
 だって窓ガラスに咲いた氷の花が、ストーブの姿を見えなくしてしまったのですから。

 朝が来ました。
 イヌは小屋から出ると、雪だるまに言いました。
「今日は暖かくなるぞ。おれの左足がそう言っているのさ」
 確かに天気が良くなり、お日さまがギラギラと輝き始めました。

 すると雪だるまは、だんだんと溶けていきました。
 イヌは雪だるまを見ると、悲しそうに言いました。
「残念だけど、あんたとは今日でお別れかもな」

 次の日の朝、イヌは雪だるまの立っていた所に、ストーブの火かき棒が転がっているのを見つけました。
 それを見て、イヌは雪だるまがストーブに恋をした理由が分かりました。
「そうか。あんたの体は、火かき棒がしんになっていたのか。それであんなに、ストーブの側に行きたがっていたんだね」

 やがて女中さんが落ちている火かき棒に気づいて、自分の部屋に持って帰りました。
 女中さんが火かき棒をストーブの側に置くのを見て、イヌは優しく言いました。
「良かったね、想いが叶って」

『物知り博士』
むかしむかし、クレープスという名の貧しい百姓がいました。
 クレープスは二頭のウシを使って、車にいっぱいの薪を、町ヘ運びました。

 そしてある博士に、その薪を二ターレルで売ったのです。
 百姓にお金を払う時、博士はちょうどご飯を食ベていました。
「すごいご馳走だ。博士になると、こんなに美味しい物が食べられるんだ」
 うらやましくなった百姓は、自分も博士になれるかと尋ねました。

「おお、なれるとも」
 博士は、簡単に言いました。
「博士なんて、誰でもすぐになれるさ」
「でも、どうしたらいいのです?」
「まずは、ABCの書いてある本を買いなさい。それは表紙に、ニワトリの絵がかいてある本だよ。
 次に、きみの車と二頭のウシを売って、その金で新しい服を買いなさい。みんなは見た目で人を判断するから、出来るだけ上等な服が良い。
 三番目に、『わたしは物知り博士である』と書いた看板を作るんだ。そしてそれを、きみの家の戸口に、釘で留めるんだよ。
 あとはそうだな… 何を聞かれても堂々として、博士らしくしていれば良い。堂々としていれば、相手はすごい博士だと勝手に勘違いをしてくれるからね」
 百姓はさっそく、博士に言われた通りにしました。

*幕間*

 百姓が、博士のマネを始めてからすぐに、あるお金持ちがやって来ました。
「あなたが、物知り博士ですか?」
百姓は教えてもらった通り、堂々と言いました。
「その通り、わたしが物知り博士です」
「では、わたしと一緒に家に来てください。盗まれた金を、取り戻してください」
「よろしい。しかし妻のグレーテも、一緒に連れていかなくてはなりません」
「ああ、良いですよ」
 百姓はおかみさんと一緒に、お金持ちの家に出かけました。

 お金持ちの家に着くと、食事の用意が出来ていました。
 そこでまず、お金持ちと一緒に、ご飯を食ベることになりました。
 この家には、四人の召使いがいて、まずは一番目の召使いが、ご馳走の入った大皿を運んできました。
 すると百姓が、おかみさんに言いました。
「グレーテ、あれが一番目だ」
 それは、あれが一番目のご馳走だという意味です。

 けれども召使いは、「あれが一番目のドロボウだ」と言っていると思いました。
 その召使いが本物のドロボウだったので、召使いはビックリです。
 召使いは部屋から出ると、仲間の召使いに言いました。
「あの博士は、ぼくたちの正体を知っている。ぼくの事を、一番目だと言ったんだ」
「まさか、ただの偶然だよ」
 仲間の召使いは笑うと、次の大皿を運んでいきました。

 すると百姓は、またおかみさんに言いました。
「グレーテ、あれが二番目だ」
 それを聞いた召使いは、逃げるように部屋を出て行きました。

「本当だ! あの博士、ぼくたちの正体を知っているぞ」
 それを聞いた三番目の召使いは、怖くてなりません。

*幕間*

 でも、次の料理を運ばなくてはならないので、震えながら大皿を運びました。
 そして三番目の召使いが入った時も、百姓は言いました。
「グレーテ、あれが三番目だ」
 四番目の召使いは、百姓がいつ自分たちが犯人だと言うか、怖くてたまりません。

 そこで大皿を持って行く時に、百姓に外まで来てほしいと合図をしたのです。
 百姓が外に出ると四人の召使いたちは、お金を盗んだのは自分たちだと白状しました。
 そして、
「もしあなたが告げ口さえしなければ、盗んだ金をそっくり返すばかりか、たんまりお礼をします。さもなくば、わたしたちの命にかかわります」
と、言ったのです。

 それから四人は百姓に、お金の隠し場所は、ニワトリ小屋だと教えました。
 喜んだ百姓は、テープルに戻るとお金持ちに言いました。
「さて、ご主人。わたしはここに来る前から、お金の隠し場所を知っていました。それはこの本に、書かれています」
 百姓はそう言って、表紙にニワトリが書かれている本を取り出しました。

「お金の隠し場所は、ニワトリ小屋です」
 お金持ちがニワトリ小屋を調べると、隠してあったお金が見つかりました。
 お金持ちは、ビックリです。
「この博士は、本当に何でも知っている!」

 お金持ちは大喜びで、百姓にたくさんのお礼をしました。
 そして約束通り、誰が盗んだかは言わなかったので、ドロボウたちも百姓にたくさんのお礼をしました。

 こうして物知り博士になった百姓は、いつでも美味しい物が食べられるお金持ちになりました。

『ウサギとハリネズミ』
むかしむかしの、秋のある日曜日の朝のことです。
 ハリネズミは、ウサギのすがたを見つけると、
「おはよう」と、言いました。

 しかしウサギは、せっかくハリネズミが挨拶をしたのに返事もせず、ひどく見下したような顔つきをしながら言いました。
「きみは、どういう訳で、こんなに朝早くから、畑の中をかけ回っているんだね」
「ああ、散歩ですよ」と、ハリネズミは言いました。

「散歩だって?」と、ウサギは笑いました。
「いくらきみの足だって、もっとマシなことに使えそうなものだと、ぼくは思うがね」
 ハリネズミは、ひどく腹が立ちました。
 他のことなら何だって我慢するのですが、足のことを言われては我慢できません。
 というのも、ハリネズミの足は生まれつき曲がっていたからです。

「なんだって?じゃあ、きみの足ならもっと気の効いたことができるというのかい」
「そりゃそうさ。なんたって、わたしの足はとっても早く走れるからね。きみと違ってね」
「じゃ、どっちが早いか試してみるが良いさ」
「なんだい、足の曲がったきみが、わたしに勝てるというのかい? 面白い。そんなにやりたいんならやってみようじゃないか。でも、何を賭けるんだい?」
「金貨一枚とブランデーひとビンだ」と、ハリネズミが言いました。

「よし。じゃ、早速始めよう」
「いや、ぼくはまだ朝メシ前だ。これから家へ帰って、ちょっと食ベてくる。三十分もしたら、またココに戻ってくるよ」

*幕間*

 ウサギが承知したので、ハリネズミはそう言って立ち去りました。
そして家に帰ると、おかみさんに言いました。
「おい、早く支度をして、一緒に畑へ来てくれ」
「一体、どうしたんです?」と、おかみさんが尋ねました。

「ウサギを相手に金貨一枚とブランデーひとビンの賭けをしたんだ。あいつとかけっこをするんだから、一緒に来てくれ」
「まあ、呆れたわ。あんた、頭がどうかしたんじゃないの?いくらなんでも、ウサギとかけっこをしようなんて」
「黙ってろ。おまえの知ったことじゃない。男の仕事に口を出すな。さぁ、支度をして、一緒に来い」
 ハリネズミのおかみさんは、仕方なく一緒について行きました。

 ハリネズミは、おかみさんに言いました。
「ぼくの言うことをよく聞いててくれ。ほら、むこうに長い畑が見えるだろう?あそこでかけっこをするんだ。ひとつがウサギのコースで、もうひとつがぼくのコース。むこう側からかけ出すんだ。おまえはここに立ってさえすれば良い。そしてウサギがむこう側に行ったら… そしてウサギがむこう側に着いたら、こっちから『ぼくはもう、着いてるぞ』と、怒鳴ってくれ」

 こうして畑の側にやって来ますと、ハリネズミはおかみさんに立っている場所を教えて、それからスタート地点まで行きました。
 スタート地点に行ってみると、もうウサギが来ていました。
「さあ、はじめようじゃないか」と、ウサギが言いました。
「良いとも」と、ハリネズミも言いました。
「じゃ、いくぞ!」と、そう言って、二人とも自分のコースに着きました。

「いーち、にーい、さーん!」
 ウサギは、風のように畑をかけ降りました。

*幕間*

 ところがハリネズミは、ほんの三歩ほどかけたかと思うと、畑の中にしゃがみこんで、そのままじっとしていました。

 ウサギが全速力で畑の反対側に走り着きますと、ハリネズミのおかみさんが、
「ぼくはもう、着いてるぞ」と、声をかけました。
「そんな、いつの間に!」ウサギはビックリして言いました。

 そして、もう一度走ってきた道をふり返ると、
「もう一度だ! 今度はさっきのところまで勝負だ!」と、怒鳴りました。
 そしてまた、風のようにかけ出しました。

 ウサギがスタート地点にたどり着くと、ハリネズミが、
「ぼくはもう、着いてるぞ」と、声をかけました。
「まだまだ、もう一度だ。まわれ右!」と、ウサギは怒鳴りました。
「おやすいご用」と、ハリネズミは答えました。
「幾度でも、きみの好きなだけやろう」
 こうしてウサギは、それから七十三ベんも走り続けましたが、その度ごとにハリネズミが勝ちました。

 ウサギがどんなに早く走っても、その場に待っているハリネズミかハリネズミのおかみさんかが、
「ぼくはもう、ついてるぞ」と、言うのです。
 七十四へん目には、さすがのウサギももう走れなくなって、その場に倒れてしまいました。
「降参だ、金貨とブランデーをやるから、許してくれ」
 その日からウサギは、ハリネズミをバカにしなくなったということです。

おしまい。